「こんな自分はイヤ!」と思っている人は意外と多いもの。
ちょっとでも自分の短所をなくせたらと思って雑誌を読んだり本を買ったりしていませんか?
今回は、本当に自分の性格を変えることができるのかどうかについて探ってみたいと思います。
人によっては何十年も一緒に過ごしてきた自分の性格。その性格を形成されるまで大量の時間を使っています。それを一瞬で変えることは、もちろん不可能です。
ただ、自分がこれまで生きてきた時間よりも短い時間で自分を変えることはできます。できますが、そこにはあきらめない気力と努力と、いつも冷静な視線で自分を見つめてくれる第三者の存在が必要です。
どうしたって自分の性格を変えることができない、変えようとしたけど毎回失敗するという人は、こう考えてみてはどうでしょうか?「変える」ではなく「吸収」。新しい自分を追加していくのです。
例えば消極的な自分を変えたいと思うなら、そこに積極的な自分を追加すればいいのです。消極的な自分と積極的な自分が同居することにはなりますが、以前の自分よりはましなはず。
性格を変えたいということは、短所が目についてイヤということ。ですが、短所は実は長所だったりもします。
例えば「疑り深い性格」は「慎重」なだけだったり、「八方美人」は「人づきあいがうまい」だったりなど。見方を変えれば長所になるんです。
それでもイヤなら、考えるしかありません。
「疑り深い性格」はどうすれば、人を疑り深くならなくてすむのか……と。自分で考えて自分で出した答えなら、きっと納得のいく方法で自分を変えることができますよ。