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同性婚、移り変わる世界の見方 photo by unsplash

同性婚、移り変わる世界の見方

マジョリティ側の視点でみたとき、「人間の性別には、男と女しかない」「男は女を好きになり、女は男を好きになる」という価値観は、当たり前であるかのように思われます。

しかし、現実はそうではありません。

性別はグラデーションを描く

身体機能として、インターセクシャルの人もいます。また、性自認も一定のものではなく。「体と心の性が一致している」という人もいれば、「心と体の性は別である」という人もいれば、「性自認がそもそもゆらいでいる」という人もいます。

また、「男性の心のまま、男性を愛する」という人もいれば、「女性の体だが、性自認は男性であり、女性を愛する」という人もいれば、「男性の体だが、性自認は女性であり、愛する対象は女性である」という人もいます。

それ以外にもさまざまな形があり、性の在り方はグラデーションを描いているといっていいでしょう。

同性婚の流れ

このような性の在り方に、一定の法律をあてはめることはとても困難です。体の性と心の性が一致しており、異性愛者であり、恋人がいても結婚をしない、という人もいるでしょう。結婚や恋愛というのは誰かに強制されるものではありません。

しかし、「双方が望んでいるにも関わらず、結婚という制度が取れないのはおかしい」とする声は各地であがっています。

2015年の4月1日、渋谷区にて同性カップルに証明書を出すという条例が施行されました。

これにより、以下のことが可能になりました。

  • 同性カップルの場合は入居を断られることのあった民間/区営住宅への入居が容易になった
  • 病気などのときに、「家族以外は面会できない」と退けられていたカップルが、面会が可能になった
  • 家族手当などの交付対象となった

これはあくまで「条例」であり、「法律」ではありません。しかし、日本における、同性婚への考え方が大きく変わった一つの転機と言えます。

世界の流れと現状

同性愛に否定的な立場をとっていたローマ法王庁が、同性愛者に寛容な姿勢を示したことは、大きな改革の兆しとなりました。2014年の10月に、いったんこれは否定されましたが、審議はいまだ続いており、2015年の10月には最終決断がくだされると言われています。

また、ドイツの首相であるベッテル首相が、2015年の5月15日に同性パートナーと結婚したことも、話題になりました。

同性婚に対して反対する人の生理的嫌悪感や懸念などを、「完全になくせ」というのは、傲慢な話です。

ただ、ニュージーランドの議員が、同性婚によせたスピーチを紹介があります。同性婚に関するスピーチとして、非常に有名なこのスピーチは、ユーモアを交えて、しかし確かな強さをもって、多くの人に感銘を与えた言葉です。そのなかで、特に印象に残る一文を紹介します。

“私たちがこの議案(法案)でやろうとしていることは、お互いを愛し合う2人の結婚を、(法律上)正当である、と認めようという、ただそれだけのことなんです”

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